浜松町・大門周辺の見逃しがちな像

港区のあれこれ

① 小便小僧浜松町駅構内 品川方面行きホーム品川寄り

出発地点はJR浜松町駅。構内には初めて見た瞬間「なぜここに...」とつぶやいてしまう像があります。毎日浜松町駅を利用している方でも、北口(新橋寄り)しか利用していない方はお目にかかれないのが「小便小僧」です。ビジネス街に小便小僧...という一見ミスマッチにも思える組み合わせですが、そのかわいらしさから毎月訪れるファンもいるようです。というのもこちらの小便小僧、他の小便小僧とは違い衣装を着ており、夏には麦わら帽子、冬にはサンタ服、ときにはアニメの人気キャラのコスプレをしているオシャレさんです。3,4番線ホームの品川寄りに1体しか置かれていないため、1回立ち寄っただけでは出会えなかった方も多いのではないでしょうか?

② 碧の調べJR浜松町駅 北口

浜松町駅を北口改札は目前に横断歩道が見えるので、改札を出たら真っ直ぐに歩いていく方がほとんどです。改札を出てからふと視線を横に向けてみると...忙しない群衆の中、どこか穏やかな面持ちの女の子の像が置かれていました。「碧の調べ」と名づけられたブロンズ像は券売機近くに置かれており、待ち合わせの目印にしている方もいるようです。髪をかきあげ耳を澄ましている女の子は薄手のワンピースをまとい、爽やかな初夏の風を感じているようにも見えます。北口をご利用の際には碧の調べが設置されている券売機側へ目を向けて見てください。バタバタした日常のなかに、安らぎを感じられるかもしれません。

③ 地蔵尊浜松町2-13 浜松町海岸の高架近く

浜松町駅を左手に見て、ランドマークである世界貿易センタービルの脇にある小道を歩いていきます。都立公園の旧芝離宮恩賜庭園や、千年以上の歴史を誇る芝大神宮が近くにありますが、駅前はオフィスビルが建ち並び現代の様相です。突き当りの角まで行くと、浜松町エリアと海岸エリアを結んでいる高架下の歩道があるのですが...こちらのすぐ横、繁る緑に守られるように地蔵尊が祀られていました。地蔵尊(地蔵菩薩)は、お釈迦様が亡くなってから弥勒菩薩が現れるまでの無仏になる間、すべての生き物を救うといわれている菩薩です。右手に錫杖、左手に宝珠を携えた姿で、訪れる者を穏やかに迎えてくれます。電車や車の行き交う場所の近くに祀られていることから、街の安全を願ってくれているようにも思えました。

④ モヤイ像港区海岸1-5-20 浜松町駅東 東京ガスの敷地

地蔵尊に手を合わせ、高架下を通って海岸エリアへ。ここには気になる像の噂を聞いたのですが...さて、くぐった先には見当たりません。通り道のようになっている東京ガスの敷地を少し進むと、何やら大きな岩が置かれたひらけた場所がありました。一緒に設置されていたプレートを読んでみると、どうやら目的の像で間違いないようです。こちらに設置されているのは「モヤイ像」。限られた地域でのみ採掘される珍しい石「抗化石(コーカセキ)」が使われており、採掘場所である新島から港区へ、交流のきずなとして送られたものです。「モヤイ」とは新島の方言で、皆で力を合わせて一つのことをなし遂げる協同、協力、共済を表しています。東京ガスの敷地を「ここであってるのか...?」と迷いながら探すことになりますが、街の交流の歴史としても、隠れた名スポットとしても、訪れたくなる場所だと思います。

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