不動産お役立ち

ニュース

西武沿線に新たな商業施設が集積

2020-08-24

 東京の池袋や新宿と埼玉県内を結ぶ西武鉄道沿線に新施設が建設ラッシュを迎えています。西武グループが沿線重視の方針を打ち出しているほか、外国人観光客を意識した施設の計画も相次いで建設されています。新型コロナウイルスの影響で観光に逆風が吹くなかでも、沿線には新たな魅力が集客しつつあります。

 西武グループはかつて全国各地でリゾート開発を推進しましたが、それによって生じた莫大な責務の圧縮期を経て、2000年代半ばに地元回帰へ舵を切りました。その結果が今出始めています。埼玉県所沢市の所沢駅の東口では駅ビル「グランエミオ所沢」が9月2日に2期工事を終えて開業予定。20年代半ばには西口の再開発も終了する計画です。

 所沢駅は西武鉄道の本社があるにもかかわらず、大きな投資をせず「西武グループ最大の課題」と言われ続けてきました。同じく所沢市内にあり、客足が大幅に落ち込んでいた西武園ゆうえんちのリニューアルやメットライフドームの「ボールパーク」化も21年に工事が終了する予定です。

 沿線では西武以外の投資も活発であり、8月末に閉園するとしまえんの跡地の一部に米ワーナー・ブラザーズなどが「ハリー・ポッター」のテーマパークを建設する。西武線の駅からは離れていますが、所沢市内ではKADOKAWAが若者文化や文芸などの文化複合施設「ところざわサクラタウン」を計画中。図書館・美術館・博物館が融合した文化複合施設の「角川武蔵野ミュージアム」は8月1日に先行開業しました。人気アニメを舞台にした「2.5次元ミュージカル」などを上映する「ジャパンパビリオン」や商業施設が入居するエリアやアニメとのコラボが特徴のホテルなどもあり順次開業します。
 
 飯能市では「ムーミンバレーパーク」のあるメッツアビレッジが18〜19年に開業しました。漬物大手のピックルスコーポレーションは、漬物を中心にしたテーマパーク「OH!!!発酵・健康・食の魔法!!!」を近く開業する予定です。

 ここ数年、埼玉県内で話題を集めている街は浦和や大宮など、西武沿線から距離のあるさいたま市でした。JR上野東京ラインの開通で利便性が大幅に向上。都心からの距離に比べて地価が割安との評価が高まり「住みたい街ランキング」上位の常連になりました。

 西武沿線の新施設にとってコロナは逆風打破ありますが、コロナ後にどう開花していき、地域活性化に貢献するのか、地元は期待を込めて見守っています。

不動産お役立ち一覧

TEL0120-70-2324