首都高地下化に3200億円 ─日本橋地区、五輪後着工へ─

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首都高地下化に3200億円 ─日本橋地区、五輪後着工へ─

2018-07-19

 東京・日本橋地区の首都高速道路の地下化が決まった。懸案だった事業費は約3200億円を見込み、費用分担について国や東京都、首都高会社で合意したことが17日わかった。2020年の東京五輪・パラリンピックに後に着工し、事業完了まで10〜20年かかる見通し。1964年の東京五輪前に高速道路の高架で上空を覆われた日本橋が、約70年ぶりに空を取り戻す。
 18日に開く国や都、首都高会社による検討会で公表する。日本橋区間は17年7月、国と都が地下化の検討開始で合意。今年5月に東京駅北側から江戸橋ジャンクション付近までの約1.2?を地下化する具体的なルートが示された。事業費や費用分担が課題として残った。

 事業費は従来、4000億〜5000億円かかるとみられていた。国や都は付近を通る首都高八重洲線を活用し、一部ルートの新設を取りやめるなど計画を縮小。事業費を圧縮した。
費用分担では首都高会社が今回の区間を含む更新費として予定していた資金から1000億円程度を充てる。さらに国などの出資金の償還を先送りし、別の有利子負債を前倒しで返済して利払いを減らし約1000億円を確保する。
 残る約1200億円は首都高会社、都と中央区、民間で約400億円ずつ負担する。民間分は日本橋地区で再開発を計画する複数の事業者に担ってもらう。
 旧五街道の起点で重要文化財でもある日本橋に青空を取り戻すことで、東京の魅力をさらに高める。

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